君が生まれてきてくれて
5月13日は苺谷星空くんのお誕生日です。
と、言われても正直実感はない。
そりゃそうだ。
だって去年までなんてことない1日として過ごしていたし、たぶん大橋くんもそうだったと思う。なんなら苺ちゃん自身も1年後にこんなことになるなんて思いもよらなかったに違いないのである。
なんてことなかったはずの5月13日という日が幸せな日になったのは2月19日のことだった。
ジャニーズからバーチャルアイドルがデビューする、という噂は何となく知っていた。
ついでに言えばもしかして丈橋選ばれちゃうんじゃないの?とも思っていた。
でも実際、選ばれたときはパニクった。
バーチャルアイドルには否定的な人が多かったし、私自身選ばれることのメリットよりデメリットを考えた。
それでもTwitterのトレンドがバーチャルアイドルでいっぱいになっているのも、これまでの活躍が認められたことも純粋に嬉しかった。
そもそも二次元的なキャラに抵抗がないタイプだったこともあって私はわりとすんなりあすかなに馴染んでいった。
なんせ苺ちゃんがかわいい。かわいすぎる。
声も喋り方も、顔も仕草もみんなかわいい。本当にかわいい。かわいい!!!!!
そう、苺ちゃんはかわいい。
何が言いたいかというと苺ちゃんはかわいいということである。かわいい。
でももちろん、私たちが毎日苺ちゃんに会えるのは、大橋くんの生活が削られているからだということも分かっていた。
いつもなら大橋くんがいるはずの仲良しメンツのご飯会報告に大橋くんの名前があがらなくなったこと。長い公演中もずっと変わらない声を聴かせてくれる大橋くんの声が時々枯れるようになったこと。
そんなことに気がつくたびに苦しくて泣きそうになった。
それでも、私はもう苺谷星空も海堂飛鳥も簡単には手放してあげられないくらい好きになってしまった。
いつか会えなくなる日がくることを思うとどうしようもなく寂しい。
実はこのブログを書き始めたのは、今日という日をどうやってお祝いしたらいいのか正直よく分からなくなってしまったからでした。
が、ここに来てちょっと分かった気がします。
大好きなあの子が主役になって、いっぱいおめでとうって言われて、幸せそうにしている日が1日増えたのが本当にうれしくて。苺ちゃんが生まれてきてくれたことで大橋くんが笑顔になる回数が増えたなら、苺ちゃんに心から「生まれてきてくれてありがとう」と言いたい。
苺ちゃん、生まれてきてくれて本当にありがとう。
大橋くん、毎日苺ちゃんに命をくれてありがとう。
苺ちゃんがくれるたくさんの愛を、いつか苺ちゃんに会えなくなるその日まで出来るだけたくさん返してあげたいな。
それでもきっと、苺ちゃんがくれる愛は大きすぎて返しきれないだろうから、残った分は一生かけて大橋くんに返していきたい。それでゆるしてね、苺ちゃん。